IT ライブラリー − 注目の「ITニュース」(2014.01)

2013 検索ワードランキング その2(米国Google社)

−検索キーワードからトレンドを知ろう!−

□ この度、米国Google社が2013年の検索ランキングを発表しました。日本ではドラマやアニメに関わるワードがランクインしており、特に「進撃の巨人」は、韓国(1位)、台湾(4位)、香港(5位)にランクインしており、世界的に注目されています。

□ 世界のトレンドは、1位「ネルソン・マンデラ(南アフリカ共和国元大統領)」、2位「ポール・ウォーカー(「ワイルド・スピード」シリーズに出演していた俳優」となり、上位に故人が並んでいます。また、「iPhone5s」「Samsung Galaxy S4」「PlayStation 4」がTOP10入りしています。
 日本では、1位 大きな被害をもたらした「台風」、2位「パズドラ(スマホゲーム)」、3位 主人公のセリフが流行語大賞になりネットでのファンの交流も盛んだった「あまちゃん(NHK朝のテレビ小説)」が並んでいます。また、「半沢直樹」「ラストシンデレラ」などのテレビ番組や「進撃の巨人」「艦これ」「風立ちぬ」などアニメやゲームに関するワードがTOP10入りしています。

<世界と日本のランキング>

(1)グローバル
1.Nelson Mandela 2.Paul Walker 3.iPhone5s 4.Cory Monteith 5.Harlem Shake 6.Boston Marathon 7.Royal Baby 8.Samsung Galaxy4s 9.PlayStation4 10.North Korea

(2)日本
1.台風 2.バズドラ 3.あまちゃん 4.半沢直樹 5.iPhone5s 6.進撃の巨人 7.wbc 8.艦これ 9.ラストシンデレラ 10.風立ちぬ

□ なお、Google社のアジア太平洋地域担当者のブログには、日本人の傾向として、@ドラマやアニメに関する検索数が多い、Aテレビを見ながらスマートフォンを使うユーザーが他国より多い、B「LINE」「パズル&ドラゴンズ」など日本発のアプリがアジア全体に広がっている、と記されており、言語的に閉鎖的である日本人のイメージは急激に変化していると言えます。

→トレンドが“常識”になるケースがあります。新年の会合や営業会議において、こんなキーワードが出てくるかもしれません。ちなみに、昨年のレコード大賞は「EXILE(エグザイル)−4度目の受賞」、紅白歌合戦の大鳥は紅白最後の出演となる「北島三郎−まつり」でした。