IT ライブラリー − 注目の「ITニュース」(2015.02)
WEBサイト(ホームページ)制作と減価償却
−耐用年数の違いに注意!−
□ 一般的に、WEBサイトは、企業や商品のPR(広告)のために制作されます。開設後も内容は頻繁に更新されますので、制作に要した費用(支出)の効果は1年以上には及ばないと考えられており、原則として、支出時の損金として取り扱われています。
□ しかし、WEBサイトの内容が更新されずに、使用期間が1年を超える場合には、制作費用は使用期間に応じて償却されることになります。
□ なお、制作費用の内、プログラムの作成費用(S/W開発費)が含まれるようなWEBサイトは、その費用につき、無形減価償却資産(ソフトウェア)として耐用年数「5年」を適用して償却されることとなります。(法令13、耐令別表第三)
□ 主なIT投資の耐用年数は次のとおりです。
<IT投資と減価償却>
減価償却資産 耐用年数
パソコン 4年
サーバー 6年
ネットワークオペレーションシステム、アプリケーションソフト 5年
ハブ、ルーター、リピーター、LANボード 10年
端末機 6年
プリンター 5年
ツイストペアケーブル、同軸ケーブル 18年
光ケーブル 10年
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