□ 本年3月30日、米Microsoft社は「Windows 10 Technical Preview」の最新ビルドBuild 10049 を公開しました。本ビルドには、「Project Spartan」（以下、「Spartan」）と呼ばれる新しいWEBブラウザが搭載されています。

□ Spartanには、従来のIE（Internet Explorer）に搭載されていたレンダリングエンジン“Trident”に代わり、“Edge”が採用されます。WEB標準への準拠を主眼に置いたもので、Microsoft社が独自に開発したものです。

□ 機能的には、タッチやスタイラスでページに直接メモやマーカーを書き込み、それを他のユーザーと共有できます。また、Webページを保存してオフラインで閲覧したり、PDFファイルのプレビューやコンテンツを読みやすく整形して表示するリーディングモードなどの機能も実装しています。

□ Windows 10では互換性維持を目的として「IE 11」も標準搭載される予定です。モダンなサイトでは「Project Spartan」を、レガシーなサイトでは「Internet Explorer」を利用するといった使い分けをすることになります。

□ なお、Windows10のリリースは今夏（7〜8月頃）の見込みで、現在、Win7、Win8、Win8.1を利用されているユーザーは無償でアップデート提供されます。

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