IT ライブラリー − 注目の「ITニュース」(2017.02)
「2017 情報セキュリティ10大脅威」の順位を発表
−インターネットバンキングやクレジットカード情報の不正利用、及び、標的型攻撃による情報流出に注意!!
□ この度「情報セキュリティ10大脅威 2017(情報処理推進機構)」の順位が発表されました。2016年に発生した情報セキュリティの脅威に関する事故・事件のうち、社会的影響が大きいと考えられるものが選出されています。
※なお、今回の順位は、「個人」「組織」の2つのカテゴリーに分けて選出されています。
<個人のセキュリティ10大脅威> ※( )内は昨年順位
1位 インターネットバンキングやクレジットカード情報の不正利用(1位)
2位 ランサムウェアによる被害(2位)
3位 スマートフォンやスマートフォンアプリを狙った攻撃(3位)
4位 ウェブサービスへの不正ログイン(5位)
5位 ワンクリック請求などの不正請求(4位)
6位 ウェブサービスからの個人情報の窃取(7位)
7位 匿名によるネット上の誹謗・中傷(6位)
8位 情報モラル不足に伴う犯罪の低年齢化(8位)
9位 インターネット上のサービスを悪用した攻撃(10位)
10位 IoT機器の不適切管理(−位)
<組織のセキュリティ10大脅威> ※( )内は昨年順位
1位 標的型攻撃による情報流出(1位)
2位 ランサムウェアによる被害(7位)
3位 ウェブサービスからの個人情報の窃取(3位)
4位 サービス妨害攻撃によるサービスの停止(4位)
5位 内部不正による情報漏えいとそれに伴う業務停止(2位)
6位 ウェブサイトの改ざん(5位)
7位 ウェブサービスへの不正ログイン(9位)
8位 IoT機器の不適切管理(−位)
9位 攻撃のビジネス化(アンダーグラウンドサービス)(−位)
10位 インターネットバンキングやクレジットカード情報の不正利用(8位)
□ 警察庁によると、個人のインターネットバンキングの被害額が増加傾向にあり、個人の対策について注意を促しています。特に、IoT機器の適切な設定をしておらず、DDoS攻撃の踏み台になる事案が多発しています。
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