IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2017.04)

スマートフォンの活用法(22)

−電話に出られない時の便利な機能<iPhone>

□ iPhoneの電話着信時、ロック画面の時には「後で通知」「メッセージ」「スライドで応答」のアイコンが表示されます。また、iPhone操作時(ロック画面以外)では「スライドで応答」が「応答」になり、さらに「拒否」のアイコンが加わります。

□ 電話に出るには、「スライドで応答」「応答」をスライドまたは、タップします。また、着信音やバイブを消したい場合は、電源ボタンか音量ボタンを1回押すことで、着信音やバイブが消えます。この時、相手は変わらずコールが続いている状態なので、呼び出しが続いている限り、電話に出ることも、留守番電話に転送することもできます。

□ 着信があっても、電車での移動中や会議中等で電話に出られないケースがあります。その際の対応について説明します。電話の相手や場所、状況によって使い分けることができる便利な機能です。

(1)「後で通知」:タップすると、[1時間後] [ここを出るとき] [家に着いたとき] が表示され、いずれかを選択すると、自動的にリマインダーにタスク登録されます。選択した時間や場所になると、リマインダーの通知メッセージが表示されます(リマインダー通知の許可が必要)ので、かけ直しを忘れることもありません。
 なお、電話をかけてきた相手には、「電話をお呼びしましたが、お出になられません。」と音声メッセージが流れます。

(2)「メッセージ」:タップすると、[現在電話にでられません] [向かっています] [後でかけ直しします] の定型メッセージと、[カスタム] が表示されます。定型メッセージを選択すると、相手にSMSで送信されます。定型のメッセージを編集することも可能です。編集方法は、「設定」→「電話」→「テキストメッセージで返信」です。  なお、電話をかけてきた相手には、「電話をお呼びしましたが、お出になられません。」と音声メッセージが流れ、SMSメッセージが送信されます。

(3)「拒否」:タップすると、留守番電話サービスに加入している場合、留守番電話のメッセージが流れた後、留守番電話サービスに転送されます。留守番電話サービスに加入していない場合は、「電話をお呼びしましたが、お出になられません。」と音声メッセージが流れます。
 なお、ロック画面では「拒否」のアイコンが表示されていないので、電源を2回押すと「拒否」を選択したことになります。

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