IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2018.02)

スマートフォンの活用法(32)

−iOS11 新機能-4 しばらく使用していないアプリを取り除く

□ 昨年9月にリリースされた、iPhone・iPad等のモバイルオペレーションシステムの最新版「iOS11」では、多くの新機能・変更点が導入されました。今回は、新機能の1つ「非使用のAppを取り除く」機能について説明します。

□ iOS10までは、ストレージの空き容量を増やしたり、アプリを整理するには、アプリの削除をする方法しかありませんでした。アプリの削除を実行すると、アプリ本体のプログラムデータとアプリで作成されたデータや書類が一緒に削除されてしまいました。
 新機能の「非使用のAppを取り除く」では、しばらく使用していないアプリのプログラムデータのみを削除し、アプリで作成されたデータや書類はデバイス内に保存されます。したがって、取り除かれているアプリのプログラムをApp Storeから再ダウンロードすることで、取り除く前の状態で、そのアプリを使用出来るため、容易にストレージの空き容量を確保できるようになりました。ただし、そのアプリがApp Storeで公開されている必要があるので、古いアプリなどは注意が必要です。

□ 「非使用のAppを取り除く」を使用するには、次の2つの方法があります。
1.iPhoneの「設定」アプリから、「iTunes StoreとApp Store」を選択し、「非使用のAppを取り除く」をオンにします。
2.iPhoneの「設定」アプリから、「一般」を選択し「iPhoneストレージ」をタップし、「未使用のAppを取り除く」の「使用」をタップします。「非使用のAppを取り除く」をオンにした場合に節約できる容量を確認することができます。
また、iPhoneの「設定」アプリから、「一般」を選択し「iPhoneストレージ」をタップすると、アプリの一覧が表示されるので、アプリごとに手動で取り除くことが可能です。

□ アプリを取り除くと、ホーム画面上には雲マークの付いたアプリのアイコンが残ります。アプリを再インストールするには、そのアイコンをタップします。アプリ、データ・書類も元の状態に戻ります。

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