IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2018.10)
スマートフォンの活用法(40)
−iOS12 新機能-1 AR(拡張現実)アプリケーション−「計測」アプリ
□ 2018年9月13日(木)深夜2時(日本時間)に開催されたAppleのスペシャルイベントにおいて、新型iPhoneのiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRやApple Watch Series 4やが発表されました。また、iPhoneやiPadのOS最新版のiOS 12の正式リリースを予告しました。既に9月18日(火)(日本時間)から、一般ユーザーに対して配信されています。今回は、iOSに搭載された様々な新機能のうち、AR(拡張現実)アプリケーションの「計測」アプリについて説明します。
□ 「計測」は、iOS12で追加されたデフォルトのアプリです。AR(拡張現実)機能を利用したメジャーアプリで、カメラを通して実際にあるアイテムの長さや面積(四角形のみ)を計測することが出来ます。また、「水平器」機能もあるので、傾きを調べることも出来ます。
□ 使用方法は、iPhone XまではiOS12にアップデートすると「計測」アプリのアイコンが追加されます(最新iPhoneではアップデートの必要はありません)。
「計測」をタップすると、カメラレンズを通して実際の風景が表示され、「iPhoneを動かして再開」や「iPhoneを動かし続けて下さい」とコメントが出ます。これは、iPhoneを動かして平面を認識させ、その後動かして空間を認識させているので、コメント通りで動かします。コメントが消えた後、画面中央のマーカーを測りたいアイテムの始点に合わせて画面下中央の「+」ボタンをタップし、そのまま端末を計測したい辺に沿って動かします。黄色い点線と距離が表示されるので、終点の位置まで動かしたら再度「+」をタップすると長さが表示されます。多角形の各辺の距離を図ることも可能です。
また、アイテムが長方形や正方形の場合は、計測対象の全体を構図に収めた時点で自動的に形を認識するため、始点や終点を手動で指定する必要はありません。黄色い点線でアイテムが囲われたら「+」をタップすると、辺の長さと面積が表示されます。
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