□ 2018年9月にリリースされたiPhone・iPad等のモバイルオペレーションシステムの最新版「iOS12」では、多くの新機能・改良が導入されました。今回は、テキスト入力中にカーソル移動ができるトラックパッドモードが3D Touch非対応デバイスでも利用可能になったことについて説明します。

□ トラックパッドモードとは、iPhoneやiPadのキーボードをノートパソコンにあるトラックパッドのように扱え、カーソルを自由に動かすことができる機能です。iOS11までは、3D Touch搭載のデバイスのみ利用可能でした（iOS9から、キーボードを2本の指でタップすることで同様の機能は存在していました）。
　利用方法は、キーボードをプレス（強く押す）するとキーボードがトラックパッドに切り替わり、カーソルを自由に動かせ、文字を消去、選択することができます。

□ iOS12から、3D Touch非対応のiPhone 6やiPhone SE等の旧デバイスでもトラックパッドモードが利用できるようになりました。利用方法は、キーボードの[Spaceキー]または、[空白キー]を長押しすることでトラックパッドモードに切り替わります。3D Touch対応デバイスと機能の違いは、3D Touch対応デバイスは、カーソルの移動だけではなく、単語や文、段落の選択も可能ですが、3D Touch非対応デバイスはカーソルの移動のみが可能です。

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