IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2019.07)

スマートフォンの活用法(49)

−文字サイズを拡大して見やすくする <iPhone>

□ 年齢を重ねるごとに、小さな文字が見えづらくなってきます。表示される文字が小さいと感じていたり、焦点を合わせるためスマートフォンの画面を離したりしている方もいらっしゃるかと思います。

□ iPhoneでは、簡単な設定で小さな画面を見えやすくする方法があります。主な機能を紹介します。

1.文字の拡大と文字を太くする
@ 文字の大きさ、文字の太さを自由に調整できます。ホーム画面や日常的に使用する標準アプリなど、基本操作で表示される文字が見やすくなります。設定方法は、[設定]→[画面表示と明るさ]→[文字サイズを変更]を選択し、画面下部のスライダーで文字を任意のサイズに変更できます。
A 次に文字を大きくしただけでは不十分に感じる場合、文字を太くすると見やすくなることもあります。設定方法は、[設定]→[画面表示と明るさ]→[文字を太くする]をONにします。
B 上記で設定した文字サイズより、さらに大きくしたい場合は、[設定]→[一般]→[アクセシビリティ]→[さらに大きな文字]→[さらに大きな文字]をONにして、画面下部のスライダで文字を任意のサイズに変更できます。  なお、上記で設定した文字のサイズや太さは、設定メニューや標準アプリのメール、カレンダー、時計、天気などに適用されます。その他、LINE、Instagram、TwitterなどのSNSアプリにも適用されます。

2.ホーム画面のアイコンを大きくする
 文字以外にも、ホーム画面に表示されているアイコンを大きくすることができます。設定方法は、[設定]→[画面表示と明るさ]→[拡大表示]→[表示]の[拡大]を選択します。
※iPhone X以降の機種は未対応です。

3.画面を部分的に拡大する「ズーム機能」
 画面上に虫メガネのようなレンズを表示させ、ピンポイントで画面を拡大(最大15倍)できます。設定方法は、[設定]→[一般]→[アクセシビリティ]→[ズーム機能]をONにします。この設定を済ませた後、拡大したい写真や画面上で、3本指でダブルタップするとズーム機能のレンズが出現します。レンズの移動も可能です。
※iPhoneのシリーズや設定によって起動方法は異なります。

4.拡大鏡
 この機能は、iPhoneの画面上を拡大するのではなく、カメラ機能によって拡大鏡として使用することができます。書類や新聞など小さな文字を読む際に、ルーペ代わりに活用できます。設定方法は、[設定]→[一般]→[アクセシビリティ]→[拡大鏡]をONにします。コントロールセンターから拡大鏡を選択し、カメラを通して拡大してみることができます。
※iPhoneのシリーズや設定によって起動方法は異なります。

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