IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2020.04)
スマートフォンの活用法(58)
−iOS13 新機能-7 Face IDでマスクをしたままロック解除
□ Face IDは、iPhone X以降のモデルに搭載されている顔認証システムです。従来のTouch ID(指紋認証)に置き換わるセキュリティシステムで、デバイスのロック解除やApple Payの認証、アップルのオンラインストア(iTunes Store、App Store、iBooks Store)での購入などに使用できます。
□ 最近では、新コロナウイルスや花粉症の対策のためマスクをする機会が増えました。Face IDは本来マスクなど顔を覆ったものを着用した状態ではロック解除や認証を出来ませんが、一部のユーザーからはiOSをアップデートを適用したらマスクを着用した状態でもFace IDが認識したとの声が挙がっています。Face IDは、学習機能を備えているため、マスクをした状態を学習したのではないかという意見があります。
□ iPhone 11を使って、マスクを着用した状態でもFace IDで顔認証させる方法を編み出した研究者がいます(Tencent Xuanwu Lab)。手順は次の通りです。
@新品のマスクを縦に半分に折りたたみ、その状態で片耳にのみゴムをかけます。つまり顔の4分の1がマスクで隠された状態です。マスクはできるだけシワが寄らないようにして、鼻先と唇の半分をしっかり覆います。
Aきちんと顔の4分の1を覆うことができたら、Face IDに顔を登録します。この時、マスクが顔の中心よりもはみ出しているとうまく登録できなので、はみ出さないように注意が必要です。
B登録は[設定]→[Face IDとパスコード]→[もう一つの容姿を登録する]です。
C一度で認証に成功しないこともありますが、何度か試すことでロック解除する確立が高くなるそうです。
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