□ Appleは、日本時間2022年3月15日、iOS15.4をリリースしました。iOS15.4では、iPhone 12以降を対象に、マスクを着用したままFace IDでロックを解除できる機能が追加されました。また、新しい絵文字や、Face TimeでSharePlayのセッションを対応Appから直接開始できるオプションが追加されるなど、新機能およびバグ修正が含まれています。
　今回は、アップデートの目玉であるマスクを着用したままFace IDでロックを解除できる機能について説明します。

□ iOS14でもApple Watchを装着していれば、マスク着用時にiPhoneのロック解除は可能でした。今回のアップデートにより、iPhone単体でマスクを着用したままFace IDでロックを解除できる機能が追加されました。また、ロック解除だけではなく、Apple Payの支払いにも対応しています。なお、対象はiPhone 12以降のモデルになります。

□ 設定にマスクは必要ありません。設定方法は、[設定]アプリを開き、「Face IDとパスコード」をタップし、パスコードを入力します。「マスク着用時 Face ID」をONにします。確認メッセージが表示された後、「マスク着用時にFace IDを使用する」をタップします。「開始」をタップし、画面の指示にしたがって設定します。メガネを着用している方は、「メガネを追加」をタップし、画面の指示にしたがって設定をします。メガネを複数使用している場合、そのメガネ分だけ「メガネを追加」で登録する必要があります。マスク着用時のFace IDは目の周りの特徴で認識しているためです。

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