IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2023.06)

スマートフォンの活用法(85)

−iOS17 新機能(1)概要

□ Appleは2023年6月6日(日本時間)、開発者向けのイベント「WWDC(世界開発者会議)」を開催し、ARデバイスの「空間コンピューター」としてApple Vision Proを発表し、2024年初頭の米国発売を明らかにしました。また、15インチMacBook AirやM2 Ultraチップを搭載したMac Studioなどのハードウェアも発表したほか、各Apple製品の次期バージョンとなるiOS17、iPadOS17、macOS Sonoma、watchOS10の新機能を紹介しました。iOS17は今秋提供の予定です。
 今回はiPhone向け次世代OS iOS17の概要を紹介します。

□ iOS17に対応しているiPhone機種は次の通りです。
※iOS17の対応機種は、A12 Bionicチップ以降を搭載したiPhoneが対象です。
・iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
・iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max
・iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max
・iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
・iPhone XS / XS Max / XR
・iPhone SE(第2世代以降)
iOS17対応機種では、iOS16対応機種から3モデル(iPhone X、iPhone 8 / 8 Plus)が対応外となりました。

□ 予定されている主な新機能は次の通りです。
・電話アプリ−連絡先ポスター、ライブ留守番電話
・FaceTime−オーディオとビデオによるメッセージにも対応
・メッセージ−新しい絵文字ステッカー、写真を抜き出すLiveステッカー
・iMessage−検索の強化、安否確認機能
・AirDropとNameDrop−新しい共有方法を追加
・自動修正と音声入力の改良
・スタンバイが導入−情報を一目で確認できる
・ジャーナル−日記アプリ
・Safari−プライベートブラウズの保護強化
・パスワードとパスキー−安全なパスワード共有が可能
・ヘルスケア−心の健康の機能追加、画面からの距離の警告
・マップ−オフラインマップの追加
・AirTag−最大5人と共有が可能
・Apple Music−共同作業プレイリストの追加
・AirPlay−コンテンツの共有が簡単に
・AirPods−適応型オーディオ、パーソナライズされた音量、会話感知など新機能の追加
・ホームアプリ−最大30日間のアクティビティ履歴を確認
・リマインダー−買い物リストのアイテムが自動的に分類される
・画像を調べる−一時停止したビデオのフレームでも利用可能
・Siri−Siriと言うだけで起動
・写真−機会学習の活用でより多くの認識が可能に
・プライバシー−コミュニケーションの安全性がメッセージアプリ以外にも拡大
など


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