IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2023.12)

スマートフォンの活用法(91)

−iOS17 新機能(3)AirDropの新機能

□ Appleは、日本時間2023年9月19日にiPhone用の最新OS「iOS17」をリリースしました(現時点での最新版は、iOS17.1.2が配信配信されています)。
iOS17では、電話アプリやメッセージアプリの大幅アップデートやスタンバイ機能、Contact Posterなど、iPhoneを拡張する様々な新機能が提供されています。
 今回は、AirDropの新機能を紹介します。

□ iOS17に対応しているiPhone機種は次の通りです。
※iOS17の対応機種は、A12 Bionicチップ以降を搭載したiPhoneが対象です。
※iOS16対応機種から3モデル(iPhone X、iPhone 8 / 8 Plus)が対応外となりました。
・iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max
・iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
・iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max
・iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max
・iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
・iPhone XS / XS Max / XR
・iPhone SE(第2世代以降)

□ AirDropとは、近くにあるApple製デバイス同士で写真やデータなどのコンテンツを共有することができる機能です。iOS17では、より簡単に連絡先を交換できるNameDropと呼ばれる機能が追加されました。
 NameDropは、iPhone同士を突き合わせるだけで連絡先交換ができます。watchOS10以降のApple Watchでもこの機能は利用できます。

□ NameDropを利用するには、設定から「デバイス同士を近づける」をオンにする必要があります。
「設定」→「一般」→「AirDrop」→「デバイス同士を近づける」をオンにします。
設定後、2台のiPhoneを近付けると、双方にカスタマイズ可能な自分の連絡先ポスターが表示されます。なお、連絡先ポスターをカスタマイズするには、「連絡先アプリ」を開き、上部にある「マイカード」を選択し、編集をタップします。

□ また、新しいAirDropでは、2台のiPhoneを近付けるだけで、写真やファイルを共有することができます。従来は、共有シートを呼び出す必要がありました。
さらに、2台のiPhoneがAirDropの通信範囲から外れてしまった場合でも、両方のデバイスがiCloudにサインインしていれば、インターネット経由でファイル転送を継続することが可能になりました。


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