IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2024.03)

スマートフォンの活用法(93)

−iOS17 新機能(5)標準カメラに水平機能が追加

□ Appleは、日本時間2023年9月19日にiPhone用の最新OS「iOS17」をリリースしました(現時点での最新版は、iOS17.4が配信されています)。
iOS17では、電話アプリやメッセージアプリの大幅アップデートやスタンバイ機能、Contact Posterなど、iPhoneを拡張する様々な新機能が提供されています。
 今回は、標準カメラに追加された水平機能を紹介します。

□ iOS17に対応しているiPhone機種は次の通りです。
※iOS17の対応機種は、A12 Bionicチップ以降を搭載したiPhoneが対象です。
※iOS16対応機種から3モデル(iPhone X、iPhone 8 / 8 Plus)が対応外となりました。
・iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max
・iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
・iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max
・iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max
・iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
・iPhone XS / XS Max / XR
・iPhone SE(第2世代以降)

□ iPhoneの標準カメラプリに水平機能が追加されました。iPhoneに搭載されているジャイロセンサーを使ってカメラが水平になっているかどうかを教えてくれる機能です。撮影された写真が垂直なラインに対して水平で、特に風景写真を撮る際には、建物などのラインを水平に正しく捉えるのに役立ちます。すでに搭載されているグリッド線機能と併用して使用すれば、より整った写真をとることが可能です。

□ 設定方法は、「設定」アプリを起動して「カメラ」を選択します。カメラの設定画面から「水平」をオンにすることで、カメラアプリの画面上に水平を表示することができます。

□ 水平機能をONにした後、カメラアプリを立ち上げ、iPhoneを水平に近づけると、中央付近に白い横線が表示されます。水平になるように調整し、水平になると横線が白から黄色に変わります。カメラアプリでビデオを撮影中もが表示されます。
 なお、この横線はiPhoneの水平が保たれると黄色になったのち、すぐに消えてしまします。再度横線を表示をさせたい場合は、水平ではない状態にする必要があります。


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