IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2024.10)

スマートフォンの活用法(99)

−iOS 18 新機能(1)概要

□ Appleは2024年6月11日(日本時間)、開発者向けのイベント「WWDC(世界開発者会議)」を開催しました。WWDC24では、「Apple Intelligence」や「visionOS 2」「iOS 18」「iPadOS 18」「watchOS 11」「macOS Sequoia」などを発表しました。最も注目を浴びたのは、iPhoneやMac、iPadで利用できる無料のAI機能であるApple Intelligenceで、iPhone 15 Proシリーズ(iPhone 15は非対応)とiPhone16シリーズ、M1以降のチップを搭載するMac、iPadで利用できます。米国で2024年秋にiOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoiaの一部としてベータ版の提供を開始し、他言語への対応は2025年を予定しています。
 今回は、2024年9月17日(日本時間)にリリースされたiPhone向け次世代OS iOS 18の概要を紹介します。

□ iOS 18に対応しているiPhone機種は次の通りです。
・iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Max
・iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max
・iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
・iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max
・iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max
・iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
・iPhone XS / XS Max / XR
・iPhone SE(第3世代)
・iPhone SE(第2世代)
※「Apple Intelligence」は、iPhone 15 Pro/15 Pro Max、iPhone 16シリーズ以降のみ対応(日本国内は2025年予定)。

□ 予定されている主な新機能は次の通りです。
・Apple Intelligence
・カスタマイズ
 −アプリとウィジェットの並び替え
 −デザインを変えられるアプリアイコン
 −ロックされた非表示アプリ
 −大きく進化したコントロールセンター
 −コントロールギャラリー
 −コントロールの配置やサイズを変更
 −ロック画面上のコントロール
・写真
 −便利なトピック別にアクセス
 −写真アプリを思い通りにカスタマイズ
・メッセージ
 −テキストのまったく新しい楽しみ方
 −Tapbackは好きな絵文字やステッカーで
 −メッセージ送信を予約できる「あとで送信」
 −RCS(リッチコミュニケーションサービス)メッセージに対応
・メール
 −メールの分類
 −最優先のメールにすばやくアクセス
 −グループ化されたメッセージをすばやくチェック
・Safari
 −ハイライト機能
 −より賢く再設計されたリーダー
・パスワードアプリ
 −すべての認証情報を一つの場所に
 −すべてのデバイスとアプリで安全に同期
・マップ
 −地形図とトレイルネットワーク
 −ハイキングルートを保存してオフラインでアクセス
 −ウォーキングやハイキングのルートをカスタマイズ
・ゲームモード
 −ゲームプレイのパフォーマンスを最大化
 −AirPodsとコントローラの反応の良さが向上
・ウォレット
 −ポイント払いと分割払いをApple Payで
 −イベントチケットと新しいイベントガイド
・メモ
 −リアルタイムで音声を文字に起こす
 −メモ内の数字を自動で計算
 −折りたためるセクション
 −ハイライトする
・ジャーナル
 −詳細情報ビューで目標をチェック
 −過去のエントリーの並び替えと検索
・プライバシーとセキュリティ
 −アプリに連絡先を共有する方法をコントロール
 −プライバシーとセキュリティの設定を一新
 −Bluetoothのプライバシーが向上
など


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