IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2024.12)
スマートフォンの活用法(101)
−iOS 18 新機能(3)ライブ留守番電話
□ Appleは2024年6月11日(日本時間)、開発者向けのイベント「WWDC(世界開発者会議)」を開催しました。WWDC24では、「Apple Intelligence」や「visionOS 2」「iOS 18」「iPadOS 18」「watchOS 11」「macOS Sequoia」などを発表しました。最も注目を浴びたのは、iPhoneやMac、iPadで利用できる無料のAI機能であるApple Intelligenceで、iPhone 15 Proシリーズ(iPhone 15は非対応)とiPhone16シリーズ、M1以降のチップを搭載するMac、iPadで利用できます。米国で2024年秋にiOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoiaの一部としてベータ版の提供を開始し、他言語への対応は2025年を予定しています。
今回は、2024年9月17日(日本時間)にリリースされたiPhone向け次世代OS iOS 18(現時点の最新版はiOS 18.1.1)のライブ留守番電話を紹介します。
□ iOS 18に対応しているiPhone機種は次の通りです。
・iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Max
・iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max
・iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
・iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max
・iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max
・iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
・iPhone XS / XS Max / XR
・iPhone SE(第3世代)
・iPhone SE(第2世代)
※「Apple Intelligence」は、iPhone 15 Pro/15 Pro Max、iPhone 16シリーズ以降のみ対応(日本国内は2025年予定)。
□ iOS 18では、ライブ留守番電話機能が追加されています。相手が留守番電話(iPhone内に保存される「伝言メモ」)に吹き込んだメッセージをリアルタイムに文字に起こし表示・記録してくれる機能です。留守番電話のメッセージを聞かなくても、その内容をひと目で確認できます。
ライブ留守番電話機能は、iOS 17より米国およびカナダで英語に限り利用可能でした。iOS 18より日本語にも対応しました。
□ ライブ留守番電話は、キャリアの留守番電話と違い、センターに電話をかけなくてもリアルタイムで内容の確認できる一方、iPhoneが圏外や電源オフのとき、通話中の割り込み時は機能はしません。また、呼び出し時間の設定(13秒)も変更できません。様々なケースを考慮し、必要であればキャリアの留守電と併用する方法もあります。
□ 設定方法(デフォルトでオンになっています)は、「設定」アプリ→「アプリ」→「電話」をタップ、「ライブ留守番電話」をタップし、「ライブ留守番電話」をオンにして設定完了です。
□ 電話着信時の操作は、着信があった際すぐに応答できない場合は、画面に表示される「留守番電話」をタップします。または、着信が13秒ほど続いた後に、自動で留守番電話に切り替わります。
録音された音声メッセージを確認するには、電話アプリを開き、下部のメニューから「留守番電話」を選択します。録音されたメッセージがリストとして表示されるので、特定のメッセージをタップすると、音声メッセージの再生とテキストでの内容確認が可能です。
<WEBサイト構築、コンテンツ開発・権利化サポート>
→ LEGAL NETでは、インターネット端末にレスポンシブ(可変的)なWEBサイト構築、動画制作、WEB番組制作、及び、コンテンツの権利化、流動化のスキーム構築のサポートをしております。お気軽にお問い合わせ下さい。