IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2025.02)
スマートフォンの活用法(102)
−iOS 18 新機能(4)メモアプリの新機能
□ Appleは2024年6月11日(日本時間)、開発者向けのイベント「WWDC(世界開発者会議)」を開催しました。WWDC24では、「Apple Intelligence」や「visionOS 2」「iOS 18」「iPadOS 18」「watchOS 11」「macOS Sequoia」などを発表しました。最も注目を浴びたのは、iPhoneやMac、iPadで利用できる無料のAI機能であるApple Intelligenceで、iPhone 15 Proシリーズ(iPhone 15は非対応)とiPhone16シリーズ、M1以降のチップを搭載するMac、iPadで利用できます。米国で2024年秋にiOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoiaの一部としてベータ版の提供を開始し、他言語への対応は2025年を予定しています。
今回は、2024年9月17日(日本時間)にリリースされたiPhone向け次世代OS iOS 18(現時点の最新版はiOS 18.3)のメモアプリの新機能を紹介します。
□ iOS 18に対応しているiPhone機種は次の通りです。
・iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Max
・iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max
・iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
・iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max
・iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max
・iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
・iPhone XS / XS Max / XR
・iPhone SE(第3世代)
・iPhone SE(第2世代)
※「Apple Intelligence」は、iPhone 15 Pro/15 Pro Max、iPhone 16シリーズ以降のみ対応(日本国内は2025年予定)。
□ iOS 18では、メモアプリに便利な新機能が追加され、使い方の幅が広がりました。追加された新機能のうち次の4つを紹介します。
1.計算機能
メモ内で計算ができるようになりました。特別な操作をする必要はなく、メモが計算式を認識して計算結果を自動で表示してくれます。
例えば「●+●」などと計算式を入力し、続けて等号「=」を入力すると、計算結果が自動で表示されるようになりました。式の数字を変更したり新たな要素を追加したりすると、計算結果も即座に更新されます。
また、手書き操作にも対応しており、指先で計算式を記入することも可能です。
さらに、変数の活用やグラフの挿入などにも対応しています。
2.音声メモ機能
メモで直接録音・保存できるようになりました。録音を開始するには、キーボードの上にあるクリップのアイコンから録音画面を開きます。録音された音声は、いつでも「メモ」上で再生できます。
また、いまのところ日本語には対応していませんが、音声録音のリアルタイムの文字起こし機能が新たに追加されています(ただし、デバイスの言語が英語設定になっている場合のみ)。
3.見出し、折りたたみ機能
メモは「見出し」や「小見出し」を設定することができます。新機能は、この見出し・小見出しに続く本文を折りたたんで表示させないようにすることができます。見出し・小見出しを設定した長文をコンパクトに表示したい場合に便利です。折りたたむには、見出し・小見出しの行頭にある折りたたみアイコンをタップします。
4.ハイライト機能
入力したテキストの一部をカラーでハイライトできるようになりました。重要な部分を太字や斜体を設定するのにあわせて、5色のハイライトが可能です。ハイライトを適用したいテキストを選択した状態でペンのアイコンをタップします。
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