IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2025.03)

スマートフォンの活用法(103)

−iPhone 16e 発売開始!

□ Appleは2025年2月19日(日本時間)の新製品発表会において、iPhone 16eを発表され、2025年2月28日(日本時間)に発売開始されました。
 発表前は、iPhone SE3の後継機iPhone SE4と噂されていましたが、正式名称はiPhone 16eとなり、iPhone 16シリーズのラインナップに加わりました。
 今回はiPhone 16eとiPhone 16の比較を紹介します。

□ スペック
iPhone 16e / iPhone 16 ●カラー
ブラック、ホワイト / ブラック、ホワイト、ピンク、ティール、ウルトラマリン
●容量
128GB、256GB、512GB / 128GB、256GB、512GB
●プロセッサ
A18チップ(6コアCPU、4コアGPU) / A18チップ(6コアCPU、5コアGPU)
●Apple Intelligence
〇 / 〇
●SIM
デュアル(nanoSIM、eSIM) / デュアル(nanoSIM、eSIM)
●コネクタ
USB Type-C / USB Type-C
●サイズ
71.5×146.7×7.8mm 167g / 71.6×147.6×7.8mm 170g
●ディスプレイ
6.1型Super Retina XDRディスプレイ / 6.1型Super Retina XDRディスプレイ
●解像度
2532×1170ピクセル(460ppi) / 2556×1179ピクセル(460ppi)
●最大輝度
800ニト(標準)、ピーク輝度1200ニト(HDR) / 1000ニト(標準)、ピーク輝度1600ニト(HDR)、ピーク輝度2000ニト(屋外)
●耐水性能、防塵性能
IP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) / IP68等級(最大水深6メートルで最大30分間)
●Dynamic Island
− / 〇
●Face ID
〇 / 〇
●5G
〇 / 〇
●Wi-Fi
Wi-Fi 6 / Wi-Fi 7
●連続使用時間
ビデオ再生:最大26時間、ビデオストリーミング:最大21時間、オーディオ再生:最大90時間 / ビデオ再生:最大22時間、ビデオストリーミング:最大18時間、オーディオ再生:最大80時間
●ワイヤレス充電
〇(Qi 最大7.5W、Mag Safe非対応) / 〇(Qi2 最大15W、Mag Safe 最大25E)
●アウトカメラ
ツーインワンのカメラシステム:4800万画素(広角)、光学式手ブレ補正、(マクロ撮影、空間写真 非対応) / デュアルカメラシステム:4800万画素(広角)、1200万画素(超広角)、センサーシフト光学式手ブレ補正、マクロ写真撮影、空間写真
●インカメラ
1200万画素 / 1200万画素
●カメラコントロール
− / 〇

□ 価格(Apple Store/税込)
128GB iPhone 16e:99,800円、iPhone 16:124,800円
256GB iPhone 16e:114,800円、iPhone 16:139,800円
512GB iPhone 16e:144,800円、iPhone 16:169,800円

□ @外観そして仕様上の大きな違いとなるのが、背面カメラです。iPhone 16のデュアルカメラに対して、iPhone 16eはシングルカメラです。iPhone 16eはiPhone 16のメインカメラと同じ48MP Fusionを搭載していますが、手ブレ補正はセンサーシフトではなく、通常の光学式となっています。また、1眼しかないので、iPhone 16で追加された空間写真や空間ビデオ撮影には非対応です。また、本体側面のカメラコントロールボタンも非搭載となっています。
AMagSafeに非対応なこと。ワイヤレス充電もQi2ではなくQiにとどまっています。
BプロセッサはiPhone 16と同じA18チップ搭載ですが、GPUは4コアで、iPhone 16の5コアから少なくなっています。
C通信関連では、Appleが設計した初のセルラーモデム「Apple C1」を搭載しています。これまでiPhoneに搭載されたモデムの中で最も電力効率に優れているとしており、動画再生時間はiPhone 16の最大22時間よりも長い最大26時間と増加しています。ただし、この独自モデムゆえ、LTEのバンド11(auとソフトバンクが使用)と21(ドコモが使用)に非対応です。いずれも1.5GHz帯です。利用地域によってはiPhone 16よりもつながりにくい、ネットが遅いと感じる可能性もあります。


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