IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2025.04)

スマートフォンの活用法(104)

−iOS 18 新機能(5)iOS 18.4リリース−Apple Intelligence日本語対応

□ Appleは2025年4月1日(日本時間)、iOS 18.4をリリースしました。これにより、Appleの生成AI「Apple Intelligence」が日本語環境のiPhoneでも使えるようになりました(対象はiPhone 16シリーズ、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max)。日本語環境の他、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語、韓国語、中国語(簡体字)、英語(シンガポール)、英語(インド)に対応しました。
 さらに、Apple Vision Proアプリが自動インストールされ、Vision Proのユーザーが新しいコンテンツを見つけやすくしました。また、AirPods Max向けのロスレスオーディオなどの機能も追加されました。
 今回は、Apple Intelligenceの概要を紹介します。

□ Apple Intelligenceの主な機能は次の通りです。
・作文ツール:メール、メッセージ、メモ、Pages、他社製アプリなど、ほとんどすべての文章を書く場面で、書き直し、校正、要約ができます。
・写真アプリ:@自然な言葉づかいで検索ができます。また、ビデオでも検索が可能です。A不要な対象物や人物が写真のフレームの中に写り込んでしまった場合は、クリーンアップツールを使って、撮影の瞬間の意図を忠実に保ちながら、不要な要素を消すことができます。
・Image Playground:テーマやコスチューム、アクセサリ、場所などのコンセプトを選択して、アニメーション、イラスト、スケッチなどの画像を簡単に作成することができます。
・ジェン文字:絵文字キーボードに説明を入力するだけで、複数のバージョンと一緒にジェン文字が表示されます。
・画像マジックワンド:メモに入力している文章またはビジュアルコンテクストに合わせて、メモの中に画像をすばやく作成できます。
・通知:最も緊急性の高いEメールを表示します。また、メッセージを開くことなく要約を確認でき、長いスレッドの場合は、「要約」をタップまたはクリックするだけで関連する詳細を表示できます。
・文字起こし:メモアプリと電話アプリでは、ユーザーは音声の録音、文字起こし、要約ができるようになります。電話アプリで通話中に録音が開始されると、参加者に自動的に通知が届き、通話が終了すると、重要なポイントを思い出せるようにApple Intelligenceが要約を生成します。
・Siri:テキストと声をスムーズに切り替えることができ、より豊かな言語理解の能力を備え、ユーザーが言葉につまづいても話についていきながら、1つのリクエストから次のリクエストへと文脈を保つことができます。
・ChatGPT対応:作文ツールやSiriからChatGPTにアクセスできるようになり、ユーザーがアプリケーション間を行ったり来たりしなくても、ChatGPTの専門知識や画像と文書を理解する機能を使えるようになります。ChatGPTの統合を有効にするかどうかを選択でき、デフォルトでは、この統合を使用するのにChatGPTアカウントは不要です。
・プライバシー:ユーザーのプライバシーを保護するように設計されたApple Intelligenceは、デバイス上の処理を基盤とし、Apple Intelligenceを動かす生成モデルの多くは、すべてデバイス上で実行されています。


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