TAX ライブラリー(2021.04)

「納税の猶予制度の特例」の適用状況(国税庁)

−2021(令和3)年2月までの申請許可322,801件−

□ 新型コロナウイルス感染症の影響により、納税が困難な納税者の方に対して、2020(令和2)年4月30日施行された「納税の猶予制度の特例」(特例猶予)について、国税庁より2021(令和3)年3月31日までに猶予申請を許可した件数及び税額が発表されました。
次の通りです。

<納税の猶予制度の特例の適用件数(2020年4月30日〜2021年2月1日適用分)>
 件 数税 額
2020(令和2)年4月〜2021(令和3)年2月適用分
(納期限が令和3年2月1日までの国税)
(※既存制度分を除く)
322,801件1兆5,176億47百万円
(参考)
2018(平成30)年7月〜2019(令和元)年6月適用分
(※既存制度によるもの)
41,871件694億87百万円
<税目別・納税の猶予制度の特例の適用税額(2020年4月30日〜2021年2月1日適用分)>
所得税 法人税 消費税及び
地方消費税
その他 合 計
内 源泉所得税 内 申告所得税
895億62百万円
(5.9%)
322億19百万円
(2.1%)
1,217億81百万円
(8.0%)
4,361億84百万円
(28.7%)
9,059億42百万円
(59.7%)
537億40百万円
(3.5%)
1兆5,176億47百万円
(100%)

※( )内は、全税目に占める構成比。