◇ 東京都国分寺市にある大橋社会保険労務士事務所 代表 社会保険労務士 大橋 達樹先生は、人事･労務のコンサルティングを通して、経営者・従業員の皆様の “明るく元気に気持ちよく働ける環境づくり” の支援のため、日々、奔走しています。
　また、事務所のある国分寺市において、市役所市民相談員や、2011年3月11日に発生した東日本大震災で東京へ避難している被災者に対して、避難所での相談業務にあたるなど、社会貢献活動も行っています。

大橋社会保険労務士事務所では・・・

明るく元気に気持ちよく働ける環境づくり

◇　LEGAL NET 編集長（以下編集長）　　はじめに、大橋社会保険労務士事務所のお仕事を進める上で、気をつけている点についてお聞かせ下さい。

◆　大橋社会保険労務士（以下大橋）　　まず、クライアント様とお会いして、何を望んでいるのか、ニーズを掘り起こすことから始めます。具体的な事案はもちろんですが、例えば、今後、会社をどのようにしたいのか等、大きな方向性をお伺いしてから、目標を見失わないようにしています。
　私の仕事は、経営者、従業員の皆様が　“明るく元気に気持ちよく働ける環境づくり”　のお手伝いだと思っています。そのためには、経営者だけではなく、従業員の皆さまのお話を伺うようにしています。労使間のコミュニケーションが円滑であることは、会社経営上、とても重要なことです。


◇　編集長　　大橋社会保険労務士事務所の特徴についてお聞かせ下さい。

◆　大　橋　　当事務所は、地元（国分寺市、国立市、調布市、立川市など）の中小企業事業者様を中心に展開しています。地元に密着し、小回りがきくため、スピーディーな対応が可能です。ご依頼を受けてその日のうちに手続きを完了することもあります。自分の足で走って行ける場所でしたら、どんな事業者さんの所でも、飛んで参ります！
　クライアント様とは、日ごろから親密な関係を保ち、人事労務に関する専門的なことに限らず、素朴な疑問を解決できるパートナーであるよう心がけています。単に教えるとかアドバイスというより、“共に考えながら、より良い方向に導いてゆく”、といったスタンスです。
　また、弁護士等、他の士業者と提携しているので、事案にあった士業者と一緒に問題解決を進めています。

社会貢献事業

高校での特別授業

◇　編集長　　大橋先生は、社会保険労務士会などで社会貢献活動をされていらっしゃいますが、具体的な活動をお聞かせ下さい。

◆　大　橋　　東京都社会保険労務士会 教育学院運営委員会企画総務部会長を拝命していた2009（平成21）年頃から、教育委員会などと連携して、各地の高校へ社会保険労務士を派遣し、特別授業を実施してきました。1年間に平均して約10校で実施してきました。私も授業を担当させて頂きました。

　講義の内容は、「年金」や「労働法」「社会人としの心がまえ」等です。私自身、高校生の頃は、「年金」と言われてもピンと来ていなかったものです。社会での実例を交え、高校生の皆さんが興味を持てるような話題を多く取り入れるようにしています。例えば、女子の比率が多い高校では、出産にまつわる給付金の話題等、話しには興味を持って聞いてくれます。
　また、学校の教職員の皆さんへ、校風や生徒さんの気質などを事前にリサーチし、よりニーズに合った授業ができるように心掛けています。

※ 本年度より東京都社会保険労務士会に「社会貢献委員会」が新たに設置されまして、当委員会の副委員長兼学校教育部会長をやることになりました。学校教育に関する事業を専門に、かつ今までよりも幅広く展開していくことを目的の一つにしています。これまでの経験も活かしつつ、さらなる社会貢献ができるよう一生懸命任務を全うしたいと思っております。


◇　編集長　　大橋先生は、東日本大震災で被災された皆さんの支援活動も行っていらっしゃると伺いましたが、具体的な活動をお聞かせ下さい。

◆　大　橋　　東京都社会保険労務士会では災害対策委員にも就いていた関係もあり、先の東日本大震災で被災され、東京へ避難されていらっしゃる被災者のための避難所（ビックサイト、赤坂プリンスホテル）を巡回し、他士業者と共に開設した相談所にて業務にあたりました。私は、赤坂プリンスホテルへ行って参りました。ここは、福島県から避難されていらっしゃる方が多く、原発問題でいつ帰れるか分からずに、皆さん不安そうでした。私達の活動が、少しでも不安解消に資すれば良いと思っています。

将来の展望

企業価値の創造

◇　編集長　　大橋社会保険労務士事務所の今後の展開についてお聞かせ下さい。

◆　大　橋　　現在、東日本大震災の影響もあり、日本全体が沈滞ムードにあると思います。私は、“元気な会社を増やしたい”と考えながら、皆様と接しています。中小企業が元気にならないと日本は元気になりません。会社が元気になるためには、経営者も含め、働いている個々人が元気でないといけない、と考えています。元気というのは、ただ単に身体が健康なだけでなく、明るく前向きに仕事に取り組める状態のことです。仕事中に下を向いていても、自分も周りの人も面白くないと思います。仕事の成果も上がらないでしょう。一般の社会人は、1日のほとんどの時間を会社で過ごすのですから、毎日、楽しく仕事をしてもらいたいと思います。

　私は、常々、元気な姿を見てもらうように心掛けています。自分の元気な姿を見せることで、クライアント様の会社が元気になることが、私の理想ですね。


◇　編集長　　大橋先生から人事労務に関して、お悩みを持っていらっしゃる方々へ、アドバイスやメッセージを頂きたいと思います。

◆　大　橋　　仕事を進める上で、一度、相手の立場にたって物事を考えて欲しいと思うのです。経営者の方は、従業員の立場にたって、従業員の方は、経営者の立場にたって考えると、問題の解決策やアイデアが出てくるのではないでしょうか。先程の、高校での特別授業も同じような面があり、私自身の感覚で授業をしても高校生はついてきてくれません。やはり、高校生の立場にたって考えないと、興味を持ってもらえるような授業はできないのです。
　人事労務の問題が発生したら、経営者の方は、一度、ご自身の従業員時代を思い出して頂くことをオススメします。

◇　編集長　　大橋先生の今後のご活躍を祈念しております。本日はご多忙のところ、貴重なお時間を頂戴し誠にありがとうございました。

編集後記　　「健全な精神は健康な肉体に宿る」と言われますが、大橋先生は、健康のため、ウォーキングを日課とされていらっしゃいます。お客さまに笑顔で接することができるように、体調管理には常に万全な準備をなさっていらっしゃるそうです。
　仕事面で疑問や不安などを抱いていらっしゃる方は、大橋先生にお電話してみて下さい。誰に対しても、優しく、親身に相談に乗って下さる頼もしい社会保険労務士さんです！！

事務所概要

◇ 事業所名　　大橋社会保険労務士事務所
◇ 所在地　　　 〒185-0003 東京都国分寺市戸倉4-31-19-302
◇ 設　立　　　　2004（平成16）年5月
◇ TEL 042-304-0355　/　FAX 042-304-0355
　　E-Mail　oh-syaho@jcom.home.ne.jp
　　URL　http://www.oh-syaho.sakura.ne.jp/
◇ 事業内容　　１．社会保険各種手続代行
　　　　　　　　　　２．就業規則の作成・変更　
　　　　　　　　　　３．人事制度や労務のコンサル
　　　　　　　　　　４．セミナーや各種研修の開催
　　　　　　　　　　５．年金相談
　　　　　　　　　　６．労使間トラブルの解決